真面目で几帳面、どこか近寄りがたい印象を持たれがちな人事部の女の子が、ビールをたっぷり飲んだら一体どうなるのか——そんな興味本位から始まったこの企画が、気づけば121分の濃密な記録へと変貌した。主役は22歳のOL・与田ひかげ。普段は冷静に社員の採用や評価を見守るポジションにいる彼女が、アルコールで少しずつ表情を崩していく様子は、フィクションでは絶対に作れないリアルな空気に満ちている。
ドキュメンタリー形式というだけあって、演出の余白がない。ほんの少し上気した頬、言葉が丸くなっていく口調、普段は見せない甘えた眼差し——そういう「素」の変化が積み重なるほど、画面から目が離せなくなる。4K・ハイビジョン収録なのもポイントで、与田ひかげの表情ひとつひとつが驚くほど鮮明に映し出されている。乱交・顔射といった激しい展開も含みながら、どこか生々しい「リアルさ」が最後まで作品を貫いている。
ポイントは「イキまくる」という言葉の正直さだ。派手な演出でごまかすのではなく、彼女自身の反応がそのままコンテンツになっている。記録としての誠実さと、見せ物としての刺激が、妙なバランスで共存している作品だと言える。SODクリエイトがドキュメンタリー系でここまで振り切ってくるのは、なかなか珍しい。
合計121分、価格は2180円〜。人事部という意外性のある設定、ビールというゆるいトリガー、そして与田ひかげというキャスティング——この三つが噛み合ったときの化学反応を、ぜひ自分の目で確かめてほしい。




